December 28, 2006

NIC入学希望理由書 −和歌山県立高校出身 ●自己推薦入試

『ギクッ痛い。』
私の苦しみは野球のクラブ活動中に腰に激痛が走ったあの日からでした。
私は大好きな野球をする為に練習試合の日はグランド整備のため夜中の三時頃家を出て行ったり、学校では休み時間のほとんどがグランド整備で友達とゆっくり話をするどころかお弁当を食べられない日もよくありました。毎日くたくたでしたが充実した日々を過ごしていました。

そんなある日、クラブで雇ったトレーナーがやってきて私たちにメニューを置いていきました。そのメニューは一年生から三年生まで同じメニューで、私たちのように体ができていない者にとってはとてもきついものでした。必死で頑張れば頑張るほど腰が痛くなっていましたが休むこともできずにトレーニングをしていました。そして忘れもしないあの日がやってきたのです。あまりの痛みにすぐ病院へ行きました。後一歩遅ければ足がマヒしていたかもしれないといわれました。原因はトレーニング方法が合っていなかったようで無理をしすぎていたようでした。そして落ち着いてから病院でトレーナーをつけてもらいトレーニングを始めました。その人は、不安になっている私の心を癒してくれたし、どんな質問にも私が納得いくように答えてくれました。トレーナーという仕事は信頼関係が大切だということに気づかされました。半年くらい病院でトレーニングをし、やっとクラブに復帰することになったのですが、クラブのシステムは変わらず、そのトレーナーの言うことを聞くしかありませんでした。

そして二年生の夏、二度目の激痛に襲われ医者からは、クラブを辞めるか、大人になってからも一生腰痛持ちになるか、選択をせまられました。苦しかった一年生も終わり二年生になり、これからが私たちの番だと思っていたので、とても悩みました。そんな時、不思議な夢を見ました。白ひげの神様が天から降りてきて私に一言、
『おまえの考えは間違っていない、おまえが正しいと思った道を進みなさい。』
といったのです。その言葉を聞いてクラブは辞めることを決断しました。野球は大好きだけれど、一人一人に合ったメニューでトレーニングをしないことや、メニューだけを与えて個人と接しようとしないトレーナー、そして選手を守ろうとしない監督に不信感を抱きつづけていたし、腰を痛めてまでこのままクラブを続けていく意味がないと思ったからです。野球部に入って腰を痛めたことによって多くのことを学び、人との出会いによって私はNICに入学し、海外で学び一流のアスレティックトレーナーになり、いずれ日本で貢献したいと考えています。

Posted by ktukjp at 10:28