December 28, 2006

NIC入学希望理由書 −広島県・国立高校出身 ●特待生入試

私は将来国際機関で働きたいと考えている。そのためには高度な語学力、国際的視野、コミュニケーション能力が必要とされる。

しかし、日本の大学ではこれらの能力は身に付きにくいとされている。なぜなら、日本の大学では知識のつめこみを重んじるあまり、生徒が自ら考え意見を交換する機会が少なくなり、受身の授業になりがちだからである。一方、海外の大学では先生が生徒に問い、生徒どうしで議論し考えを深め、自分の意見を発表するという参加型の授業を多く設けている。その結果、論理的死闘力、表現力、広い視野などの能力が身に付くのである。

しかし海外の大学の授業についていくにはしっかりとした準備が必要であることを、私は高校一年生のときの留学で実感した。何の準備もせずに行ったので授業についていけず、三年間の予定が結局一ヶ月で帰ってきてしまった。その失敗から海外の大学で必要な能力は語学力だけでなく、論理的思考力、表現力、そして何より広い視野であることがわかった。それらは最初に述べた国際機関で必要な能力と非常に深くつながっているのである。

しかし帰国後も夢をあきらめられず、もう一度挑戦しようと思い留学関連の資料を調べているとき、貴校に出会った。以前の失敗は必要な能力が自分に付いてなかったからだとわかったので、高校ではサッカー部のキャプテンを通じてリーダーシップや積極性をつけようと努力したり、勉強面でもただの暗記ではなく常に論理的に考えることを意識した。それでも自分の能力はまだ完璧とは言えず、伸びる余地があり、貴校でなら十分に伸ばせると思う。ほかの留学機関では語学力対策のみに力を入れがちだが、貴校ではディスカッションやノートテイキングなどの本当に海外の大学で必要な能力を身に付けることができる。また、チュータリングなどサポート体制や日本でもアメリカの単位が取得できる点、海外の大学の選択肢が広い点にも魅力を感じた。さらに高い意識をもった仲間と共に海外の大学への共通の目標を持って一年間勉強することは、とても良い刺激となり後の人生においても大きな財産になると思う。

そして私は自分の能力面、経済面から特待生を希望する。まず能力面では、評定平均を高くキープしてきたようにコツコツまじめにがんばるのが得意であるし、これまで述べてきたように失敗からその原因を探し、前向きに次へ活かせることができる。貴校で身に付けることができる能力の重要性は身をもって実感しているので、それに対しては人一倍熱心に取り組むつもりである。そして経済面では、父の収入はあまり多くなく母も家計を助けるためにパートをしていて、さらに姉も現在私立大学の通っていて家計が苦しいからである。以上が私の志望理由、特待生希望の理由である。

Posted by ktukjp at 10:42