January 10, 2007

NIC入学希望理由書 - 大分県立高校出身○特別奨学生入試

私は小さい頃から「先生」になりたいと思っていました。高校教師である父の影響もあって、幼稚園にいるときは幼稚園の先生、小学生のときは小学校の先生になりたいと思っていたし、そうなるのが自然なことだと思っていました。また、三歳の頃からクラシックバレエを習っていて、自分より小さな子の世話をするのがとても好きでした。年に一度の発表会や、夏休みにロシアからやってくるバレエの先生の講習会などもとても楽しみで、大切な仲間や素晴らしい先生に恵まれて育ちました。それから中学、高校とバレエの練習を続け、大きな舞台にも何度か立たせてもらいました。高一の夏休みには、自分のレッスンでもないのにほとんど毎日稽古に行って、小さい子たちと踊ったり、教えたりしていました。私はバレエがとても好きだし、子供たちが大好きです。

将来、ということを考えると、やはり子供とかかわる仕事がしたいです。ただ、日本で教師になるというよりも、世界中の恵まれない子供たち、勉強したいのに学校がない、先生がいない、といった子供たちのために、何か力になれるような仕事ができれば素晴らしいと思っています。

私がNICに出会ったのは高二の夏でした。進路情報誌をめくり、何校かの資料の中で目にとまったのがNICでした。親友のお姉さんがNIC卒業生で、いろいろと話を聞くことができたのも、何か縁があったのだと思います。本気でNICへの進学を考え始めたのは高二の終わりでした。資料を読み、先輩の話を聞くにつれて「ここしかない」と思うようになりました。普通の大学生になるのが嫌だと言った私に、母は「あなた次第だ」と言いました。環境は問題じゃない、私次第でどうにでもなる、と。でも私は、環境が変わらなければわからないこともある、と思います。NICならきっとやりたいことがきる、「なりたい自分」に近づける、と思いました。

受験、という人生の岐路に立ち、私は、やりたい、と思ったら自分から行動しなくてはならない、と改めて感じました。待っていても何も始まりませんし、誰も助けてはくれません。六月に福岡でのガイダンスに母と参加し、直接お話を聞けて、本当に良かったと思っています。NICの資料を眺めているだけでは、きっとみんなと同じように日本の大学で、普通の大学生になっていたことでしょう。ガイダンスに参加したあと、私は学校にNICへの進学希望、そして推薦入試を受けさせてもらえるようにお願いしました。しかし「国公立コースに在籍しているから」という理由で推薦してもらえず、私はやる気を失いました。学校は私の味方ではないのか、応援してもらえないのか、と悲しくなりました。

今回、高校の許可が下りない中でこのようなチャンスをいただき、とても感謝しています。受験を認めてくださったNICのスタッフの方々、相談にのってくださった舘さん、交渉してくれた父と母、たくさんの人が何とかしようとしてくださったことに、私は感動しました。想いを伝えれば、こんなにもたくさんの人が支えてくれるんだ、と思いました。

私は頑張ります。自分のやりたいことがどこまでできるのか、どれだけ「なりたい自分」に近づけるのか、NICに入学して、挑戦してみたいと思っています。また、二つ下に弟もいるので、特待生としての入学を是非よろしくお願いいたします。

Posted by ktukjp at 17:26