January 11, 2007

NIC入学希望理由書 - 長野県立高校出身○自己推薦入試

私の父は仕事が忙しく、夏休みに家族でどこかに泊まりで行く機会はなかなかありませんでした。その代わり、父が唯一まとまった休暇をとる事のできる正月に海外へ家族旅行へ出かける事が、私達家族の習慣となっています。普段家族でどこかに遊びに行く機会があまりない私にとって、この海外旅行は一番お楽しみであり、空港から降り立った瞬間の、日本とは違う独特の空気感を心待ちにしていました。日本では食べた事のない食事や、日本では味わう事のない体験に、私は夢中になり、次第に「海外に住みたい」という思いが湧いてきました。

しかし、当時の私には、「両親や祖父母の期待に沿って、父の仕事を継がなくては」という気持ちがあり、海外への思いは年に1回の家族旅行のみに留めていました。高校への進学の際にも、英語科のある高校の魅力を感じながらも、結局は皆が進める学校へ行くと決断しました。

こうして高校に通い始めましたが、他人の勧めに流されて決めた事に熱心に取り組めるはずもなく、半年もすると学校に行くのが苦痛となりました。ことあるごとに大学受験の話をされ、「そんなんじゃ国立大学には受からないぞ」とプレッシャーをかけられる日々に、「そもそも何のために大学へ行こうとしているのか」が分からなくなってしまいました。その結果、私は高校に行かなくなり両親とは何度も衝突をしました。しかし、今まで親に言いたい事を言ってこなかった私がいきなり本心を口にする事はできず、ただぶつかり合い、口論となるばかりの日々が続きました。

けれど、そんな中でも、海外旅行という家族行事は中止される事はありませんでした。立った一時でも日本を離れ、大好きな海外に来た私は、心がとても軽くなるのを感じ、旅行の素晴らしさを改めて感じました。そして次第に「この旅行の持つ魅力を多くの人に提供したい」という想いが強くなっていきました。そこで、観光業について調べたところ、偶然NICのホームページに行き着き、目的を持ち夢を持って学ぶ人々の様子に「これだ!」と思いました。今まで目的を持たず、ただ生きていた私にとって、この環境こそ必要なものだと。

そこで、まずはきちんと両親に納得してもらうため、きちんと高校へ行き、勉強もしました。次第に両親からの信用も回復し、私は初めて自分のしたいこと、“留学”を両親に打ち明けました。二人とも、「あなたのしたいようにしなさい」と言ってくれました。

今までとは違い、NICに行く事も、留学する事も、選び納得して決めたのは自分自身です。今までのように言い訳は出来ません。だからこそ、どんなに辛い事があっても決して諦める事はできないし、諦めたくありません。本気でNICに通い、本気で留学を頑張りたいと思います。

Posted by ktukjp at 18:39