January 15, 2007

NIC入学希望理由書 - 東京都立高校出身●自己推薦入試

高2の時、私は学校に殆ど行けない状態になりました。何をするにもやる気なんて出ず、唯一、寝て、食べて、それだけの生活でした。とにかく人に接するのが苦痛で、とても恐かった。自分のことも人もまるで信じることができませんでした。私はずっと人の顔色を伺い、人に合わせて生きてきました。そうやって気付かないうちに無理をしていたのが限界になってしまったんじゃないかと思います。自分は一人なんだ。誰も分かってくれない。今思うとなんて甘かったんだろうと思いますが、その時は、それが私の精一杯でどうにも出来ませんでした。自分の存在価値への疑問を拭うことができず、本当に安易なことを考えたりもしました。こんな状況になってしまったのは、病気のせいもあると思いますが、何よりも私自身が、自分の弱い心に負け、甘えてしまったことだと思います。自分しか見えず、手を差し伸べてくれたたくさんの人を傷つけ、裏切りました。それなのに愛想つかさず、支え続けてくれました。元気だったら、楽しかっただろう高校生活、駄目にしてしまったことは悔やまれますが、この経験で周りの人の温かさに気づき、苦しんで苦しんだけど、少しずつでも這い上がっていけたこと、悩みきってもう一度自分を根底からゆっくり見つめ直すことができたことは、何よりも自分の力になったと思います。

この辛い経験を通して、皆の支えで自分の存在が成り立っているんだと気付くことが出来ました。私も皆に助けてもらった分、少しでも返していけたらと思い、まずは、ちゃんと自分の足で歩いていける人になろう。そう思いました。そういう風に思えた、ここが私の原点で、新たな出発点だと感じました。これをきっかけに、自分の将来についても考えました。今、浪人生活を送り、周りと同じように、国立大学を目指していくんだと当たり前のように感じていました。でも、本気でここに行きたい!という魅力はどうしても感じられず、自分の気持ちも不安定のままでした。大学に行って、勉強もバイトも、サークルもそれなりに頑張る。それも良いかもしれないけれど、それでは今の私のままで何も変わらない。そんな気がして焦りました。何事も自分次第だけれど、私は今の私を本気で変えたい。そう思いました。そんな時、運命と言ってもいい位、偶然にNICに出会いました。まさにこれだ!これしか見えなくなってしまいました。私には漠然とですが、ずっと留学したいという夢がありました。でも、今の自分の状況では、人からみれば無理な話で、笑い話にしかならない。そうやって正直、あきらめかけていました。でもNICでは、もう一度頑張れる、自分にも出来るのではない。そう思うことができました。自分の知らない大きい世界に出て、自分の限界まで頑張ってみたい。今まだまだ自分には弱いところがあるし、自分の理想像とかけはなれた自分を認識することで、愕然とすることもあります。でも、もっと色々なことを知りたいし、色々なバックグラウンドを持つ人たちと出会い話してみたい。その気持ちは譲れません。

まだやりたい事も多すぎて、模索中ですが、少しずつでも自分の世界を広げて、色々な角度から物事を見極め、色々な立場から考えれる、そういう人になりたいと思っています。もちろん私も本気で努力していく覚悟です。どうせなら、自分があとで恥じないような人生を送りたい。そう思ったことが、NICに行きたいと思った、何よりの理由です。今まで、自分を自分で裏切り続けてきました。そんな自分を変えて、理想を実現していきたいと思っています。

Posted by ktukjp at 18:29