January 18, 2007

NIC入学希望理由書 - 兵庫県私立高校出身●特別奨学生入試

私は、将来舞台演出の仕事に就きたいと思っています。私がこの仕事を目指し始めたのは、奨学生の時に見たある劇団の公演がきっかけです。壮大な歌や踊り、舞台上で輝く役者達、そしてフィナーレで迎える観客と舞台とのあの一体感に言葉では言い表すことの出来ない感動を覚え、自分も舞台関係の仕事をしたいと思い、中でも舞台演出に興味を持ちました。舞台の上では目立たない仕事ですが最も重要で、又華やかな舞台の柱となる演出力が、舞台の成功の鍵をにぎる仕事だと思います。この仕事に就くためには、自らの才能はもちろん、専門的な知識も多く必要になります。私は進路決定をするに当たった際、当初は日本の大学に進学するつもりでしたが、自分の好きな舞台は探っていくと、発展した国は海外で、本場であるという答えに辿り着き、海外留学を視野に入れ始めました。そこで、英語の講師をしている母が勧めてくれたNICの説明会に行き、VTRやスタッフの方々のお話を伺って、海外進学への夢が膨らみ、自分にとってベストなのはNICの入学だと思いました。

こう考えた決め手は、まず自分の中で本場で学びたいという思いがあったからです。舞台演劇の中でも特に興味のあるミュージカルは主に英・米国で発展したため、歴史も古く日本よりも技術的に進んでいると思います。そのような国にある大学では、専門的に学ぶ事ができ、又現場での体験授業もあり、日本の大学では学べない事が海外の大学では学ぶ事ができます。

もう一つ、私がNICに惹かれた理由は、論理的思考力を主体とした授業を行っているという点です。この力は、自分で考えた事を相手に伝えるという基本的なことですが、日本の大学ではこの力を得る事は難しいと思います。日本では、授業は小学校からずっと、生徒は椅子に座って先生の話を聞き、ノートをとるという受身形式のもので、生徒は自分の考えをたとえ持っていたとしても、それを相手に伝える力が非常に乏しいです。その一方で、海外では幼い頃から授業にスピーチなどの発言する機会を取り込み、論理的思考力を養い将来に生かしています。

NICの授業は少人数制でディスカッションやディベート、スピーチなど発言の場を多く組みこみ、将来生きていく食えでも必要なこの力を養ってくれます。私はこの夏サマープログラムに参加し、この力を実際に体験しました。日本語ですることも困難なディベートなどを母国語でない英語でするということで、初めは言葉に詰まったり、自分の考えをまとめる事が出来ず、上手く言えなかったりしましたが、後半になると言えるようになり、自分で考えて発表するということも少しずつできるようになりました。二週間の体験でしたが、私自身大きく成長できた事を実感し、さらに学びたいという思いが強くなりました。ですので、NICでの1年間は私をきっと成長させてくれると思います。そして東京で頼れる人から離れて一人暮らしする事で、自分を自立の道へと導いてくれると確信しています。その分、挫折や苦労なども多く経験するでしょう。しかし、それらをバネにして、私は演劇の世界で自分の居場所を築いていけるよう全力で取り組んでいこうと思います。以上のことから私はNICへの入学を強く希望いたします。

Posted by ktukjp at 12:40