January 25, 2007

NIC入学希望理由書 - 神奈川県立高校出身●自己推薦入試

『やりたいことがいくつもあって、1つに絞れない人へー。』

この言葉が私に自分を見つめなおすきっかけを与えてくれた。夏から本格的に予備校へ通い始め、進められるまま幾つかのオープンキャンパスへ行ってみたものの、私は大学を身近に感じられなかった。それはいましている勉強が大学へ『入るため』だけのものだったからだ。私はその先が大切だと思う。頭の中で膨らませてきたあれこれを、形にしてゆく場所。わたしにとって、それは何処なのだろう。

私はユーモアのある人間になりたい。初めてアルバイトした頃、緊張している私に一人の先輩が気さくに話し掛けてくれ、すごくホッとした。休憩室では疲れているみんなにさりげなく面白い話をし、部屋はいつも笑い声でいっぱいだった。先輩が知らず知らず周りを幸せにしていると感じた。自分とは異なる意見を先入観や価値観にとらわれずに『面白いね、それでそれで?』と耳を傾けることができる人でもあり、ひねくれ者である私の突飛質問にクスッとしてしまうような答えをくれた。毎日が楽しくて、私もこんな風に人を笑顔にさせる人間になりたいと思った。

また、私は音楽が大好きで、その中でもアーティストの心情が込められた歌詞に関心がある。世界中の曲を、和訳というフィルターを通さず聴いてみたい。様々な角度から物事を見たり、聴いたりしたい。本を読むのも好きで、普段は空気の様に思っている言葉の力を、頁をめくるたびに改めて実感する。特に、『世界がもし百人の村だったら』や、その関連本を読み、とても衝撃を受けた。教科書で読んでいるから知っている、と思っていたことが、表現を変えると、こんなにも痛々しく訴えてくる。私はこれを単なる知識で終わらせたくない、人の役に立ちたいと思った。海外のボランティア活動に参加して、世界の生の声を一語余さず聴きたい。

こう考えてゆくうちに、留学したいと思うようになり、御校のことを知った。学校説明会に参加して驚いた。今まで日本でよくないとされてきたことが、此処では『ベリーグッド。』に変わっていたからだ。その中でひときわ魅きつけられた言葉―やりたいことがいくつもあって1つに絞れない人へー『私は欲張りで、やりたいことが沢山あります。どれも大切で捨てきれません。』この時期にまだそんなこと言ってるの、と相手にされなかった夢を追っている私の背中を『ベリーグット。』と押してくれた。此処で勉強がしたい。私の場所は此処だ。此処でいっぱい困難にぶつかって、乗り越える喜びを噛み締めながら豊かな人間になりたい。そして、自分をめいっぱい表現し、人の心を動かす人間になりたい。そう思い御校を志望いたしました。

Posted by ktukjp at 10:38