January 25, 2007

NIC入学希望理由書 - 島根県立高校出身●自己推薦入試

私の将来の夢は映画を作ることです。これだけなら日本にも学校はあります。そもそも私が留学したいと思ったきっかけが映画でした。私は高校2年生のときに全日制課程から同じ高校の通信制課程に編入しました。理由は中学の頃から続いていた病気でした。中学や高校生だった私にとってこの病気はとても苦痛なもので、友達にも相談することが出来ず、病院にも通ったのですが、先生とも最後まで意見が合わず、高校2年生になってすぐ逃げるように通信制に編入しました。その頃からビデオで映画を観るようになり、将来映画に携わる仕事に就きたいと思い始めました。それまでは病気から逃げるように全日制を辞めてしまったことをずっと後悔していたのが、この夢を持ったことで初めて前向きに考えることができるようになりました。

初めは、日本の学校に進学して映画を学ぼうと考えていましたが、一本のアメリカの映画を観てその答えは変わりました。半分ドキュメンタリーのように撮影されたその映画は一般の人々も多く出演していて、その人たちの話す人種や宗教についての会話はそれまで私が抱いていたアメリカ人のイメージとは大きく異なり、保守的で差別的な内容でした。

それがきっかけでアメリカにおける宗教や人種問題にも関心を持つようになり、自分なりに調べたりするようになったのですが、やはり実際にその土地に行ってみたいと思うようになりました。正直アメリカでの人種、宗教問題や根強く残る差別の状況を読んでいると、自分自身が有色人種であることや、これといった宗教観の無い事がとても劣等的に思え、アメリカに対して恐怖感も生まれました。でも、一本の映画を通じ初めて心から学びたいと思うようになりました。

高校を卒業してからこの1年は親に甘える気持ちが消せなかったのと、自分自身決心しきれなかった事もあり、何の進展もないまますごしてしまったのですが、やっと本気で変わりたいと思い、1年程前から考えていたNICの受験を決心しました。留学を斡旋する機関は沢山ありましたが、まずアメリカに行って語学を学ぶというのがどうしても私には本末転倒のように感じ、日本でしっかり語学を身に付けたいと思いました。NICは他の機関と違い、大変とか本気じゃないなら来るべきではないと書いてあるのを見て、ここ以外では留学はきちんとできないと思い決めました。高校のときのようにきちんと向き合わず途中で逃げたりは絶対にせず、受験を認めてくれた両親のためにもNICで本気で頑張って留学をして、様々な人の価値観に触れ、いつか自分に自信を持って映画を作れるようになりたいと思います。

Posted by ktukjp at 10:40