January 30, 2007

NIC入学希望理由書 - 長野県立高校出身○自己推薦入試

初めて留学に興味を持ったのは、小学生の頃、ヘレンケラーなどの偉人シリーズの本を読んだ時に、ハーバード大学を盲目ながら卒業したと書いてあって、それほど深くは考えていなかったが、その時は妙に気にかかっていました。そして中学生になって、高校は留学しようと分けもなく決めていました。部活に入って友人関係や練習の苦しさに息詰まって退部しました。その日からか、少しずつサボりがちな性格に変わっていきました。小学生の頃の自分からはとても想像できないほどでした。学校が終われば、ただまっすぐ家に帰って菓子を食いながらテレビを見る、そういう生活が当たり前になっていくうちに、留学のことはおろか、何かをやりたいとか夢なんて頭になどなく、楽をしてゴロゴロすることが、自分にとって一番になっていました。でも文化祭では、クラス演劇で主人公をやり、人前で何かをするのは本来面倒に思うことなのに、楽しく感じていました。小学校のときも応援団長をやったときはとても楽しかったのを今でも覚えています。

そして高校受験のシーズンがやってきました。特に何も考えずに、今行けそうなところにして、ろくに受験勉強もしないで、親に勉強をしろと言われても、やっているふりをしてマンガを読んでいました。偶然従姉妹が塾の講師をやっていたので、家庭教師をやってもらい、英語の塾にも行かされていましたが、半ば遊び半分でやる気のない時間でした。

受験では、誰でも受かることで有名な私立と併願したので、何の気合もない高校受験で、合格発表の日ですら、家でゲームをやっていて、合否は友達から聞くというお粗末な自分でした。小中高と上がっていくほど、やる気のなさや、何でも面倒だと思う考えが膨れ上がっていき、結果、まだそんなに生きていないけれど、高校生活は最低な3年間で、何も形に残りませんでした。当然の結果ではあったけれど、柄にもなく後悔したというか煮え切らない気持ちでいっぱいです。

唯一、小さな事で達成できたのは、部活を辞めないことで、かなり普通のことだけど、一兆分の一くらいは満足しました。でも、まとまりのない部活だったので思い出には残りませんでした。中学の頃と変わってないなあとため息をついてしまいました。

部活が終わると受験勉強、のはずが、相も変わらずやる気のない自分は、これから何を目指すかで、目の前が塞がっていました。やりたい事がなくても探したり行動すればいいのに、まだゴロゴロしている。そんな自分に何の疑問もありませんでした。しかし受験の波は否応なしに押し寄せてきました。一年の頃の倍以上あるテスト、日に日に増える模試の回数、やる気のない自分は、うんざりしていました。模試では、志望校を書かなくてはならないのですが、何をしたいかわからず適当に書いていました。そうしている内に、実行にはなかなか移らないが、このままでは本当に普通以下で、無気力なまま終わってしまうという、虚しさや危機感が芽生えてきました。

もう残暑も終わる頃、ようやく重い腰を上げて大学探しを始めました。分厚い本を一ページ一ページ見ていってチェックを入れていきました。案外、見てみると、どんどん興味が湧いてきて、2時間くらいで最後のほうのページにたどり着くと、ひと際変わった学校がたくさんありました。その時に昔留学しようと思ったことを思い出しました。留学に興味を抱いてから八年近くの月日が過ぎていたのに留学の事に関してまったくのど素人であることに今まで何をしていたのだろうと思いました。でもこの時は後悔していませんでした。やっと前に目が向いたから、今までのことがよかったとは言わないけれど後ろばかり振り返ってはいられないと思ったからです。

NICの資料を読んで、まず日本との授業スタイルの違いにとても驚かされました。逆に日本の大学の授業が講義中心というというのも、その時になってやっと知りました。他にも別に入っていた本を読んで、NIC生の様々な生い立ちや環境の違ったところで育った人たちが、皆口を揃えて、キツイけど楽しいと言っていたり、NICに入って人生が変わったなどの意見が書いてあるのを見て、こんなに楽しそうな学校が他にあるだろうか、いや聞いたことも見たこともない、衝動的なことでした。

これは自分の周りから聞いた意見で、大学なんか意味ないよとか、大学はアルバイトするために行くんだよとか、入った学部が思ってたのと違ったなんていう意見ばかりで、大学はそういうものだと思っていました。でもアメリカの授業の仕方や、やれる事の範囲が広くて可能性も無限に開けていて、NIC卒業生の留学した人達の意見は、全然違って、留学したことで世界が広がった、自分が大きくなっていくのが実感できたなど、どの人もとてもいいことを言っていて、自分でもやる気を出してやってみれば、可能性も広がるし、本当にやりたいことが見つかるんではないかと、希望で目の前がとても明るくなって、がんばりたい努力したいと思うようになったというか、変わるなら今しかないと思いました。このままダラダラを続けて、何の生きがいのない人生を送るのは嫌なので、やるしかない、勉強は嫌いだけれど、最近では、国際的な問題に興味があるので、今度はやってみようと決意しました。

やる気のなかった自分はもう終わりにして、自分にとっても大チャンスであるNICからやってみて、ここからターニングポイントとして、もう苦労から逃げないで、残りの人生ずっと戦い続けていこうと思い、そのスタート地点がNICなら走り出せると確信して、とりあえずやってみようと思う受験4日前の、今日この頃です。


Posted by ktukjp at 13:25