February 01, 2007

NIC入学希望理由書 - 東京都立高校出身●特別奨学生入試

私には夢があります。それはいつの日か日本・中国・南北朝鮮の国民たちが、過去の戦争による感情の蟠りをとき、未来に向けて真のパートナーとなれる日がくるというものです。

このような夢を抱くようになったのは高校2年生の頃でした。父親に、『お前、将来何になりたいんだ。』と質問された時、言葉につまりました。考えてみると、今まで自分の将来について深く考えたことが無かったのです。それからは、本気でやりたいことを真剣に考え始め、徐々に東アジアの安定した平和のために日本と中国、そして南北朝鮮間の外交上の関係改善に役立とうとの思いが強まってきました。その背景には、中国国籍を持つ父親と、日本国籍をもつ母親の間に生まれた私が、近年父親の国と母親の国が一衣帯水の隣国でありながらも反日するのを目の当りにし、なぜ両国はもっと仲良くすることができないのか、そして、日中間だけではなく、南北朝鮮を含めた東アジアの国々がなぜ平和的に共存共栄できないのかという素朴な疑問があったからです。それがきっかけで、日本国民の一員である私は国家間の平和共存と発展を目指す国連の一職員となって、東アジアでの平和プロセスに携わっていこうと思うようになりました。

次に、それをどうやって実現していくかを考えた時に、アメリカへの留学が第一歩であるという結論に達しました。その理由は2つあります。

一つめは、アメリカは中国と友に国連の常任理事国であり、朝鮮戦争を経て、今や日本・中国などと共に朝鮮半島の平和と非核化に深くかかわっている国です。その国には国際関係学に強い大学が多数あり、大学より国際関係や平和創出と紛争処理に関する高度な知識を学ぶことができるからです。また、異なる考え方を持つ留学生達との交流を通じて、より客観的かつ多角的な視点に立って東アジア問題を観察することもできるからです。

二つめはアメリカには国連本部があり、そこでのインターンシップが可能とのことであるからです。

貴校への入学希望を持つ理由。
一つは、ネバダ・カリフォルニア州の大学と提携しておられ、かつ他の州の大学への入学もサポートしてくださるからです。
二つは、クリティカル・シンキングの教育を受けることによって、国際問題を考える力と国際視野を養うことができるからです。

貴校の学生になることがこれからの私の人生の出発地点となり、冒頭で述べた私の夢の実現への最初の一歩となりますので、ぜひとも入学させていただきたく宜しくお願い申し上げます。

Posted by ktukjp at 15:16