January 22, 2006

NIC-インタビュー 中村巴美さん イギリス国立ローハンプトン大学

中村巴美blog用1


中村巴美さん
Roehampton University
BA in Film studies & Journalism
ローハンプトン大学映画学&ジャーナリズム専攻
京都府・同志社女子高校出身 NIC第16期生 






Open Your Eyes.


◆キャンパスがきれいで人が優しい

現在、Roehampton Universityで映画学とジャーナリズムのCombined Degreeを選択しています。授業は、レクチャーは50人位ですが、セミナーなどはすべて一クラス10人程度なので、少人数で自分の意見をいう機会も多く、いつも緊張との戦いです。Roehamptonは、日本人だけでなく、アジア人学生も比較的少なく、今所属している学科も、アジア人学生は、おなじNlCの仲問と2人だけで、それ以外はすべてイギリス人とEUの学生です。

ファンデーションコースでは、自分でもびっくりしましたが、オールAを取れました。その結果、もっと上のレペルの大学に行くこともできました。実際にStafford House Collegeのアドバイザーには、「○○大学の方がいいよ。推薦状も書くから。」とギリギリまで言われていたのですが、実際にRoehamptonのOpen Campusに参加して、先生がとても親切だったことと、ロンドンに近かったこと、あとキャンパスがとてもきれいだったので(笑)、Roehamptonに決めました。入学後もいろいろな人が助けてくれて、スムーズに大学生活をスタートできました。本当にRoehamptonは先生や学生たちがfriendlyで、結果として自分は正しい選択をしたと思います。

◆逃げ場がない勉学環境

Roehamptonに来た当初は、勉強面でも苫労が多かったです。特にディスカッションで、周りの友達が何を言っているのか、話の流れをつかむことができず、また、自分も元々それほどしゃべる方ではないので、ディスカッションに参加できないこともたびたびありました。今はなんとか慣れてきましたが、最初は泣きそうな毎日でした。アジア人が多ければ、英語が苦手な者同志助け合うこともできるのかもしれませんが、ほとんどがネイティブの学生なので、逃げ場がないんです(笑)。クラスでは、イギリス人の、25歳の社会人の学生と仲が良く、「宿題は終わった?」とか「わからないところある?」とか、まるでお姉さんのように面倒を見てくれます(笑)。

イギリスに来て、良くも悪くも言いたいことは口に出すようになりました。こっちでは言わないと伝わらないので。わカ'らないこともすぐに聞かないと知らないうちに取り残されてしまいます。嫌な事は遠まわしに言う日本人的な感覚、英語では難しくてできません!あとは、遠く離れた両親に感謝を覚えるようになりました。もちろんNlCの1年問でも親のありがたみは実感していたのですが、今、寮で自炊をするようになって、母独特の味付けとか真似したくてもできないんです(笑)。改めて母親はすごいなあ、って思います。それに、家族を思う時間が増えました。日頃自分がどんな生活をしているか電話で話したり、誕生日など、イベントごとにプレゼントや力一ドを贈ったり、私ってこんなにマメだったっけ、と思うほどです。

◆NICは夢の宝庫

留学は高校生の時からの夢でした。でも中学からずっとテニス部に所属していて毎日練習、夏休みには長期の合宿で、自分の夢についてはあまり深く考えることはできず、大学に行ってから留学しようと考えていました。高校も大学の付属校だったので、そのまま上に上がれたのですが、特に行きたい学部もなく、進路に悩む毎日でした。そんな時、NlCに出会い、「コレだ!!」と直感し、突然NlCに行きたいと両親に打ち明けたら、当然親は反対でした。そのまま上の大学にいけるからという理由で、中学から付属校に入ったのに、なんてもったいないことをするんだ、と。でもなんとか母親を説得し、一緒に説明会に参加したら、むしろ母親が乗り気になって(笑)、めでたくNlCに入学できました。

NlCの1年問はとても楽しかったです。高校までは関西の子たちだけでしたが、NlCには全国から学生が集まっているので、休み時問には方言が飛び交って、同じ日本語なのに言葉が通じなかったことも(笑)。全国から同じ目標を持った学生が集まってくるなんて、滅多にないことでしょう?自分の夢を「それいいじゃん」って認めてくれる、また私も友達の大きな夢を「それいいね」って素直に言える、NlCはみんなの夢の宝庫だと思います。

◆「Open your eyes」

私が大切にしていることは、何事からも逃げないで、自分の目で物事を見ることです。

誰かから聞いたこと、誰かが書いたこと、誰かの意見、それらに流されること'なく、自分の目で見たこと、体験したことを自分がどう感じたかを大切にしたいと思っています。それに、これは私の人生のモットーですが、「目はうそをつかない」。会う人会う人、私はいつも目を見ます。目はその人そのものを表していると思うんです。その時のその人の気分も。目はその人の鏡、だからその人を理解するためにはいつも目を開けて見ていなくちゃ。以上、私の座右の銘が意昧することです。

これを読んでいる未来のNlC生に伝えたいことは、はっきりした目標が見つかっていなくても、何か「コレだ」と直感で思ったら、やってみた方がいいということ。物があふれる今の時代で「選ぶ」というのは本当に難しいけれど、やるのもやらないのも自分次第。とにかく自分が選んだ道に対して後で後悔しないように今を生きたいですね。

(了)イギリス・ローハンプトンにて。Jan.2006




Posted by ktukjp at 02:02