December 11, 2007

NIC入学希望理由書 - 福島県立高校出身○特別奨学生入試

私は、将来恵まれない地域の子供たちのために教育関係の仕事に携わりたいと思っている。私は小さい頃から、クラスの友達と計算の速さを競ったりするのが好きで、勉強を苦としないで過ごしてきた。そして人に教えるということや、勉強の楽しさを知り、先生になりたいと強く思うようになった。

小学生の頃、学校で勉強したり運動をしたり、給食を食べたり、友達と遊んだりすることが当然のことと思っていた私は、あるテレビコマーシャルを見て、とても驚いた。そこには私と同じかそれより幼い歳の子供が、母親に抱きかかえられている様子が映し出されていたのだ。その子の周りには虫が飛び回り、手足はひどく痩せ細っているのに対して、お腹だけが大きく膨れていた。そのお腹の膨らみが飢餓によるものだと知って私は衝撃を受けた。それ以来、自分にできることはないだろうかと考えるようになった。高校生になって、ある国際支援団体であるNGO組織を知った。その組織は「子供とともに進める地域開発」というコンセプトをもとに活動している団体である。その団体を知ったことをきっかけに、今まで漠然と学校の先生になりたいと思っていた私は、「恵まれない地域の子供たち」の教育に携わる仕事がしたいと思うようになった。

今、世の中には勉強をしたいのに学校が充分になかったり、何らかの事情で学ぶ事ができない子供たちがたくさんいる。私はそういった子供たちの手助けになりたいのである。学校が整備されていない地域に学校を造ったり、子供に教育を受けさせる事の大切さを広めて、学びたいと思っている全ての子供たちに勉強が出来る環境をつくりたい。そして子供への充分な教育を通してその国自体の貧困や、劣悪な環境の改善などにつなげていきたい。

私は大学では、様々な国、文化の人々と意見を交換し合い、国際的な視野を広げていきたいと考えている。貴学は少人数制のクラス編成で、常に自分の意見を求められる授業だと聞いている。また国際的な分野で活躍することを目標にした学生がたくさんいる。高い目標を持つ仲間とともに切磋琢磨していきたいと考えている。貴学で学び、今自分に必要な力を身に付けたい。

そんな私を心配しつつも、応援してくれる両親の負担を少しでも少なくするために、今回奨学生推薦入試に応募した。普段は私に心配させまいと、経済的な問題について何も言わない両親だが、父が数年前に転職したこともあるので、私が奨学生になれれば経済的に助けることができると思う。そして両親に少しでも恩返しをしたい。以上私が貴学を志望する理由である。


Posted by ktukjp at 17:53