December 11, 2007

NIC入学希望理由書 - 福岡県立高校出身●AO推薦入試

「たったひとつのアツイオモイ」

最初は、ただ外国に行きたかっただけなのです。外国に憧れて、留学ってかっこいいなぁって思いました。その意思を持ち続けて1年が経ち、どうしてそんなに『外』を望むのか、どうして自分はNICという場所にわざわざ行くのか、自分は外国に行って何をしたいのか、そんな基本的で簡単なことすら答えるのに迷っていました。むしろ、一度固めた決意をその場の思いに任せたままで、自分の中の一本の芯すら、まだ見つけられていないことに気づきました。

ずっと考えていました。「俺の夢って何だ?」と。ずっと考えていました。「俺の幸せって何だ?」と。ずっと「何か」を追いかけていたはずなのに、ずっと「何か」が足りないように思えて、ずっと「何か」を求めて走っていたはずなに、でも本当はその「何か」のカタチすらわかってもいなかった。自分が何のためにこんなに頑張っているのかもわからなくて。たくさん迷いました。たくさん悩みました。考えても考えても、はっきりとした「答え」は見つからなくて、悩んでも悩んでも、一度出した「答え」に対し不安になって違うような気がしていました。

そんなグルグルとした変な気持ちが続いていたある日、僕はもう一度NICのホームページを開いてみたのです。「なんで俺はNICに行きたいのだろう?ここに何を求めているのだろう。」もう一度原点に戻れば答えが見つかるような気がして、そんな曖昧な気持ちで開いたページだったのです。そこにあったのは、ただまっすぐな力強い言葉の数々。ネガティブな自分でも、前に持っていたアツイ気持ちもそこにありました。でも、それはもう僕には分かっていて、理解もしていることであって、僕の求めていた「答え」ではありませんでした。求めていた「答え」は、そこにはないのかと落胆しつつ、ページをめくっていた時、そこにはとてもシンプルで力強い言葉ありました。僕は全身に鳥肌が立ちました。なぜこんな簡単な事に気づかなかったのだろう。なぜこの想いを忘れていたのかと。

 「先に延ばすと、飛べない気がしたのです。」

それだけでした。たったそれだけで、その人は僕の全てを一掃してくれました。それだけで、僕はもう一度前を向くことができました。ようやくわかりました。NICに行きたい理由はいくつもあります。ここにはアツイ奴らがいる。ここにはアツイ夢がある。ここにはアツイ出会いがある。ここにはアツイスピリットがある。いくつだって理由は挙げられます。でも僕がこの学校に最初に感じたものは、ただただ「憧れ」だけでした。しかし、「僕もこんな風になりたい!!」ただそれだけだったのです。理由でいいならいくつだって挙げられます。後からでいいなら、いくらだって後付けできるのです。でも、僕が感じたのは、ただの直感。自分のシックスセンス。自分の鳥肌。ただ全身を襲った、震えるほどの戦慄。単純なものなのです。僕はこの学校に、ただ惚れただけなのです。

「ここでなら俺は、自分の夢をもてる!」ただそれだけのアツイオモイ。大それた理由なんてありません。ただ「感じた」だけなのです。僕にとっては、ただそれだけでも、十分だったのです。悩み続けた1年よりも僕に必要だったのは、「俺はここに惚れたから、行きたいからいくんや!」というたったひとつの決意だったのです。

僕は、NICに入りたい!僕の憧れていた人たちが辿った道を、自分も身をもって体験したい。そして、夢を叶える。NICはそれができる場所だと思っています。これが、僕の入学希望理由です。


Posted by ktukjp at 18:08