December 12, 2007

NIC入学希望理由書 - 千葉県立高校出身●AO推薦入試

「幸せの多い生涯を送っていました」

私の人生の手記は、この言葉で始まってほしい。いや、誰だってこういう生涯を送りたいはずです。しかし、どうだろう。朝、電車に乗るとよく分かります。覇気がなく、不満いっぱいの顔で動かぬ大木のように立っているおじさんたち。人は幸せでないと、そのような顔になってしまうのだろうと思います。

では、幸せになるにはどうしたら良いのでしょう。やはり、自分の才能を活かせる仕事に就くことだと思います。私のアルバイト先のラーメン屋の店長は、いつも幸せそうな顔をしています。それは、彼の才能がその仕事に向いているからだと思うのです。

ここで、問題が出てきます。自分の才能をどうやって見つけるかということです。そのためには、色々な分野の学問を勉強するのが最適だと考えています。その点で、アメリカの大学は最適の場所だと思います。専攻を変えられる柔軟なシステムを採用しているからです。これは素晴らしいシステムだと思います。このような理由から、私はアメリカで自分の才能を見出したいのです。

私には勉強してみたいことが沢山あります。イタリア語、歴史、考古学、哲学、美術・・・。この中のどれから、私の才能の芽が出るだろう。美術だとしたら、画家になるかもしれない。イタリア語から芽が出れば、将来イタリアで働く可能性もある。少し考えただけでもワクワクします。

「明日とあさってが一度に来るといい。僕はもどかしい。」これは、「春に」という歌の一節ですが、今まさに私がこの状態です。早くNICに行きたい。早くアメリカに行きたい。そのためには、早く高校を卒業したい。「将来やりたいこととか、別に無いんだよね」と言うクラスメイトがいます。そのようなことを聞くと、とてももどかしいです。

たまに考えることがあります。数十年後、高校の同窓会に行くときのことです。人は年を重ねると、自分の人生が顔から染み出すようです。それなら、「やりたいことが特に無い人生を送ってきた」という人の顔と、「やりたいことをやってきて、まだまだ、沢山やりたいことがある人生を送っている」という自分の顔は、どのくらい違うのでしょう。

そして、その同窓会から帰った後、私は手記を開き、こう記したい。「幸せの多い生涯を送ってきました。今までも。そして、これからも!」


Posted by ktukjp at 17:16