December 14, 2007

NIC入学希望理由書 - 高知県立高校出身○自己推薦入試

私の将来の夢は二つある。一つは通訳者になり、来日した映画俳優の通訳を通じて日本の代表として接する事だ。もう一つはいろいろな国でボランティア活動をし、少しでも多くの恵まれない人の力になることである。それらに辿り着く過程として長年私の中での憧れとして大きなものとなっていたのが、留学だった。

私がNICと出会ったのは高校三年の五月で、それまでは日本の大学で一年間留学の出来るところに行くつもりだった。偶然見つけたNICの資料に目を通すうちに、NICへの興味がじわじわと膨らんでくるのを感じた。気が付けば私の口からは、「絶対ここに行きたい。」という言葉が出ていたのである。日本の大学や外国語系の専門学校を調べている時の迷いというものは一切感じなかった。私が感じたのは、自分はここでなら変われるかも知れないという大きな希望であった。

私は自分の気持ちを表に出すのが苦手で、人と話すのが得意ではない。ゆえに、私は日本の大学に行き一年間留学するという選択は、私にとって甘い環境であると思った。それは、語学を習得する事はおろか、決して私自身が思考的にも人間的にも大きく飛躍するのに十分だと考えられなかったからだ。私はNICで、留学という同じ希望を持って集まってきた多くの人々と出会い、切磋琢磨しながら死ぬほど勉強したいと思った。自分が変わるにはそれ相当の努力が必要であるし、もう私は努力する事から逃げたくない。

高校生活では、幸運にも学ぶ楽しさを知る事ができ、私の中で大きな自信となっている。きっかけは、嫌いだった数学を克服することだった。苦手なところはとことん放って置いた私だが、分からないのが悔しく感じ、一つ一つ理解して問題を進めることにした。粘り強く毎日やった甲斐もあり、全く分からなかったものが理解でき、自分のものにする事ができた。私は今でもその時の喜びを忘れる事ができない。それは私が初めて勉強で感動を味わった瞬間だったように思う。さらに、先生や周りの人に聞きに行くようにもなったため、探究心を養う事ができた。この経験で培ったものは、他の教科や部活動にも反映していった。そして、考える事の楽しさや大切さ、興味を持ち自分から学ぼうとする事の必要性を実感した。

私がNICで学びたいものは、日本の大学では学べないものである。それは自分を表現する力であったり、人との出会いを大切にする事や、死ぬほど勉強しても学ぶ楽しさを忘れない心であったりと、色々ある。しかし、そのどれもが私の人生に潤いをもたらすのに必要不可欠なものである。NIC生活を経てからこそ得られるものはとても大きい。周りの人達がどう言おうと、私はそう信じる。


Posted by ktukjp at 10:46