December 14, 2007

NIC入学希望理由書 - 東京都立高校出身●特別奨学生入試

“Es ist nicht wichtig was Du machst, souderu ob Du es mit em Herzeu tust”(大切なのは君が何をしなければならないかでなく、君が心からしたいことをすることだよ。)・・・

私のもう一人のお父さん、ドイツのhost fatherが贈ってくれた言葉だ。私は去年の夏から一年間高校留学でドイツにいた。夏に日本に帰ってきてから、日本文化への再適応、高校卒業、志望校や学部決めなどやらなければならないことが津波のように襲い掛かってきて私は混乱していた。とにかく大学を決めなければ・・・学部を絞らなければ・・・焦りが先行した。

私には夢がある。私の夢、それは発展途上国、紛争地域に行き、傷ついた人々のリハビリテーション、またその技術を普及する、というものだ。それには理学療法だけでなく、医学、国際関係学、そして語学力も必要になってくる。昔から国際貢献がしたいという思いはあった。じゃあ、まずは異文化というものを体験してみよう!とドイツにポンッと行ったが、案の定、挫折の日々だった。偏見や差別も受けた。勿論どこにでも幼稚な考えを持った人はいるが、とことん大人しかった自分にも非がある。馬鹿にされるのが怖くて、言葉を発する事ができなかった。こんな弱い自分を見るのは初めてで、自己嫌悪に何度も陥った。しかし、一年間終えた今、心に大きく残っているものは、辛さよりも自分を支えてくれた人々が与えてくれた、心の温かさだ。言葉では表しつくせない彼らの優しさがあったから私は頑張れた。だから、今度は苦しんでいる人の手助けをしたい、その気持ちはただ単純に心に浮かんできた。

さて、話は戻るが、自分のしたいことがあるけれども何学部かに絞らなければ・・・無理だ、決められない!と悶えていた私の元にhost fatherからE-mailがきた。そうか!目から鱗が落ちたとはこのことだ。今無理に進路を絞るより時間をかけてゆっくり納得いく道を探そう。そう決めた直後、NICのことを知った。運命なのではないかこれは、と思った。

NICはまさに私がやりたい事を全て兼ねそろえていた。アメリカに行けば好きな教科を選べる、そして日本ではまだ歴史の浅い理学療法や国際関係学など最先端の授業を受けられる。また、もう一回留学生活をして大人しかった自分にリベンジができる。今度こそ逃げないで立ち向かう。NICを知ってすぐ私は受験を決めた。申し込んでいた河合の夏期講習も即座に取り消した。今私は英語の本や映画、音楽を聴き、読むことが楽しくて仕方がない。NICという存在は、雲の間から差し込む光、いや空いっぱいに広がる青空だ。

一年半後、host fatherに、“Hi, now I enjoy my life to do what I want. ”とUSAからair mailを送ることが、今私が心からしたいことである。




Posted by ktukjp at 10:46