December 19, 2007

NIC入学希望理由書 - 熊本県立高校出身 ●特別奨学生入試

私は将来、映画監督になりたい。また、留学することで自らの見聞を広め、人間として、映画人として、大きくなりたいと思っている。

私は、物心ついたころからディズニー映画などをよく観ていた。高校生になった今も一番の趣味であり、最も興味がもてることでもある。私は、映画を見ていく中で、始めのうちは単に楽しむだけで満足していた。しかし、映画「アルマゲドン」を観たときに、これまでにない感動を覚えた。この映画が上映されていた頃はちょうど世紀末で、世間ではノストラダムスの大予言から地球の滅亡まで語られていた。そのため幼い私は、それまで以上に感情移入して観ていたのだと思う。父親が子供に「愛している」と言った映画のラストシーンで、私は映画を観て初めて涙が出た。映画とは、こんなにも人を感動させられるものかと思った。また、BGMと映像がよく合い、その世界の完成度に強く感動した。この頃から、私の映画を見る視点が変わり、製作者の観点を意識するようになった。このようにして、映画を作ることに惹かれるようになった。私は自分が映画を観て感じたような感動を、自分の作った映画を観た人に伝えたいと思っている。

日本にも映画監督になる勉強を教える学校はある。しかし、アメリカのUSCなどでは、実際にハリウッドの映画監督が教えに来てくれる。世界の第一線で活躍する人から直接学べる機会は、日本ではほとんど期待できない。多くの感動を呼び起こせるような作品を作るためにも、最先端の技術や考え方を学びたい。是非ともアメリカで映画を学びたいのだ。

また、私は小学生のころから、外国の言葉や文化、日本と異なる暮らしなどに憧れを抱いていて、いつかは外国を飛び回るような仕事に就きたいと思っていた。留学して、知らない事や戸惑う事に出会い、そこで多くのことを学び、人間として大きくなりたいと思っている。多くの人が集まるアメリカだからこそ、様々な人に出会うことができ、自分の視野が広がるような考え方を知ることが出来ると思う。どこの国にも通じる普遍的な愛など、共通する心を感じ取り、考えていきたい。これは、世界に通用する映画を作るために必要なことだと思う。決して自己満足の映画ではなく、世界中の人に感動を与えられるような映画を作りたいのだ。そのためにも、留学後は積極的に人と交流を持ち、自分を高めていくつもりだ。

もし、単に語学留学をするだけなら、すぐにでも留学した方が良いだろう。しかし私は、留学してすぐに映画の勉強がしたい。そのためには、貴校で学び、留学することが一番であると考える。講演会や授業の内容も、自分の力を伸ばすことが期待できるものであった。貴校で精一杯努力して、自分の夢に向けて第一歩を踏み出したいと思っている。


Posted by ktukjp at 10:48