February 12, 2010

<NIC第17期生より後輩の皆さんへ> 自分のために「自分の人生を自分で生きる」事、それが本当の意味で「誰かのために生きる」事なのだと思います。

NIC第17期生 津田麻美恵さん(カリフォルニア州立大学フレズノ校生物学部卒業、大阪府・履正社高等学校出身)より、後輩の皆さんへのメッセージが届きました。

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1)現在の様子などを教えて下さい。

12月に大学を卒業し、日本に帰国しました。
4月からはメイクスクールへ通学予定です。
家族は心配して、色々と言われプレッシャーもかかりますが、
ようやく自分の方向が決まり、毎日が充実しています!


2) NICでの思い出、あるいはあなたにとってNICとは・・・?

NICでは、本当に宿題の量が多くて大変でした。
毎日夜中まで起きて必死で宿題をしていたのを覚えています。
だけど、そのおかげで、大学でも沢山の宿題がありましたが
効率よくこなすことができました。
本当に、「NICで必死に勉強していてよかった!」といつも思いました。

勉強を効率よくこなす事が身についていたので、
アパートに住んでいるときも自炊など勉強以外の事も
こなす時間を確保できました。


3) 留学中はどんな風に過ごされましたか?

留学2年目頃から「自分はこの先どうしたいんだろう?
そもそも、どうして留学しているんだろう?」など、色々考えました。
生物学は好きだけれど、私は大して勉強の出来る学生ではなく、
ただ純粋に「科学が好き。もっと知りたい。」その思いだけでした。
「学部(生物学)を活かした就職」なんて、何も考えていませんでした。

卒業したら、自分はどうなってしまうんだろう?どうしたいんだろう?と
不安になり、毎日シャワールームで泣いていました。

今思うと、高校生で鬱になり、自分の存在意義も、
生きる価値や目的もなくなっていました。
とにかく親戚や教師から離れ、自分1人で過ごす時間が必要だと思い、
「逃げるために留学した」という自分の本音を認めました。
最初は、「逃げるための留学」という事実を受け入れられず、
スゴク悩み、落ち込みました。
だけど、両親や世間の「しがらみ」から解放され、
ようやく自分を向き合う時間を持つ事が出来、
「今までの自分/これからの自分」について沢山考える事もできました。
「留学していなければ、きっと私は自殺していたんだろうな。」と、
そんな事さえ思います。

そして、ようやく、自分を縛り付けていた周囲の目や期待、
無理にでもそれに応えようとしていた「無理して生きる自分」を捨てて、
自分の気持ちに正直になる事も出来ました。

そうやって辿り着いたのが、
「女性の生き方を『キレイ』の力で応援したい」という気持ち、
そして、「科学が人の心と生活を豊かにする」という科学への情熱。
自分の中に渦巻くこの2つの思いを自分の生き方にすべく、
メイクアップアーティストという道を見つけ、僅かですが、踏み出す事が出来ました。

ただし、両親にはもう暫く心配をかけそうです。。。


4) 学生時代には、何をしておけばよいと思いますか?

生きろ!!
本気になって、必死になって、何が何でも「生きる」ということ。
生きているからこそ、辛い事もありますが、喜びもあります。
自分と本気で向き合い、「本気で自分を生きて」ほしいと思います。

そのためにはどうするか?
「自分はこの一瞬を、この一生を、どう生きたいのか?」と、
常に自分に問いかけてください。

NICの二度目の面接の際、廣田先生と永田理事長の前で
泣きながら「これ以上、人のために生きたくない!!」と必死に訴えた事、
今でも覚えています。
そして、その気持ちは今でも変わりません。
人の利益や夢のために、まるで誰かの人生を生きるように生きるのではなく、
自分のために「自分の人生を自分で生きる」事、
それが本当の意味で「誰かのために生きる」事なのだと思います。

これから世界へ羽ばたく後輩のみなさんには、必死になって生きてほしいと思います。

あと、科学の力を侮るなかれです。
迷った時には、茂木健一郎先生か、養老孟司先生の本がお勧めです。
科学的、理論的、だけど、「心」にひびく科学の力。
生きる力を与えてくれると思います。

Posted by ktukjp at 10:57