February 15, 2010

<NIC第10期生より後輩の皆さんへ> 何かに全力を注ぎ、突っ走った時間は人生の宝になりました。

NIC第10期生 スペード那奈恵(旧姓 植木)さん Ms. Nana Spade(カリフォルニア州Cupertino在住、カリフォルニア州立シャスタ・カレッジ卒、東京都立竹早高等学校出身)より、後輩の皆さんへのメッセージが届きました。

* 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 *

1)現在の様子などを教えて下さい。

アメリカに移住して家庭を持ち、三人の子供(6歳、4歳、2歳)を子育て中です。
育児に専念できることに感謝しています。
その分、無償でも学校や地域のボランティアに積極的に参加していくことで社会に貢献できるように頑張っています。
毎日の食生活、遊び、人間関係など、子供の成長に大切なことを学びながら、実はこれって人生の勉強だと気付いたのが育児3年目。
「子育て10年」はベストを尽くして家庭と将来の社会人達を築きます。


2)NICにどんな思い出・思いがありますか。

学費を自分で貯めていたため、後期からの入学だったので、クラスメイトに追いつくのが大変でした。初めてのライティングのクラスでエッセイを書いたとき、クラスメイトがきちんと段落をつけながら文章をまとめて書いていたところ、私ひとり、一文ずつの箇条書きで提出していました。

費用の関係でもう1年は働いて留学を延期させなければいけなくなったとき、泣きながらスタッフの近松さんとお話しした覚えがあります。「乗り越えられない試練は与えられない」という言葉にすごく励まされ、1年後の渡米にこぎつけることができました。


3) 留学中はどんな風に過ごされましたか?

とにかく念願の留学だったので、「日本語は使わない」「日本人でつるまない」を信条に突っ走っていました。留学中は1度も日本に帰国せず、親に手紙は書いても、電話はしませんでした。卒業後、帰国便の日系飛行機で、フライトアテンダントの方に「日本語が話せない日系人」だと思われたくらい、日本語がスムーズに出てこなくなるまでどっぷり英語に浸かっていました。

とにかく自分の興味のあることをお腹いっぱいやった、という気がします。



4) 学生時代には、何をしておけばよいと思いますか?

何かに全力を注ぎ、突っ走った時間は人生の宝になりました。ただ私の場合、留学そのものに情熱を注ぎ、照準を合わせていたため、卒業して帰国後、燃え尽きた感があり、そこからまた人生の「やる気」を見つけるまでに時間がかかりました。短期目標も大切だけれど、その先や長期の目標を描いておくことで、より充実した今を過ごせると思います。失敗から学んだ私は、10年ごとの人生の展望を見すえて過ごすようにしています。

自立したことを粋がっていた当時の自分を幼く思います。自立は大切な過程ですが、もっと大切なのが人とどう関わり、共に生きていくかだと今学んでいます。なので、人と積極的に関わり、大切に関係を築いていってほしいです。


Posted by ktukjp at 16:32