January 04, 2012

NIC第23期生からのメッセージ 「底辺からでもなんとかなる」

底辺からでもなんとかなる

23期生 元吉光喜 (英国立ロンドン大学バークベック校・大学院在学中)

NICの1年間を思い出すと今でも体調が悪くなります。私は国内大学在学中に入学したため、NICの授業、大学の授業、卒業論文、アルバイトを同時にこなさなければなりませんでした。何度となく天国へ片足を踏み込みましたが、バンカーになるという将来の目標、ロンドンという場所への憧れが日々の勉強にモチベーションを与え、現実世界に引き戻してくれました。

とはいうものの、私は国内大学で人生の夏休みを完全にエンジョイしてしまったためGPAは自分もびっくり1.8。NIC、国内大学を無事卒業後、大学からオファーをもらえるかわからないまま渡英しファンデーションキャンパスロンドンへ入学しました。この学校が私の希望していたロンドン大学バークベック校に付属していたこと、NICのアカデミック課程では良い成績を得ていたことからなんとか大学院入学のオファーを頂きました。この大学を選んだ理由は、学びたい金融工学という専攻を持っていること、そして社会人大学として高い評価を得ているため、実際に金融の世界で活躍している方々と共に勉強できるということです。私の現在のクラスメイトも大手金融機関で働き、素晴らしい経験と知識を持っている方が多く、一緒にパブで話をするだけで多くのことを学ぶことができます。彼らのすごさに圧倒されながらも、近くに目標があることで意味不明なほど難しい勉強にもやる気が出ます。

そして先日は噂のボストンキャリアフォーラムに参加してきました。一年間のイギリス大学院では卒業後に就職活動を行うのが通常ですので少しフライングでしたが、外資系金融機関の東京、ロンドンオフィスを含めた複数の企業から内定を頂くことができました。最終的には野村證券でグローバル型社員として働くことに決めました。野村證券に決めた理由は、リーマンブラザーズを買収してから国内首位のシェアに加えて、海外での業績も大きく発展しており、日系企業の海外挑戦の一部になってみたいと強く思ったからです。
面接では自信を持って話すことが大切だとよく言います。大学の成績から昔は明らかに真面目、入学してから2ヶ月で知識はない、GPA1.8で普通はES(エントリーシート)も通らないという私ですが、ボストンでは自信に満ち溢れていました。それはNIC入学から現在に至るまで、本当に努力してきたと自信を持って言えるからです。就職活動のためにではなく、将来の明確な目標のために努力をしてきたことで自然と言葉の説得力も増していたと思います。多くの知識や意見を吸収することができる今の環境で、それらを蓄えながらも自分の意見を常に持つよう心掛けたこともとても役立ちました。

そしてこの海外留学はこの世界を小さくしてくれました。異なるバックグラウンドを持つ友達ができたことはもちろんですが、海外経験があり、英語が話せるという事実は自分の将来の可能性を本当に大きくしてくれます。国内大学からそのまま社会へ出た自分を想像すると比べものになりません。

お前の成績と頭じゃ大学院留学は無理だろと言われたこともありましたが将来後悔だけはしたくない、頑張ればなんとかなるっしょと大きな挑戦をして本当に良かったと思います。
  

Posted by ktukjp at 10:44